厳選された夢。

Feb 28 2006 20:38:01
 
厳選された夢、
厳選された愛、
厳選された嘘、
すべてを集めてさらに濾過してみる。

  僕はそのことに命をかけてもいいよ。
  だって、本当に欲しいものはそのエキスなんだから。

抽出されたものはなんだった?
白く残ったかけらはなんだった?
砂のようにさらさらしてる それはなんだった?

  誰かの骨を燃やしてできた灰みたいなもの?
  いったい僕の求めていたものは なんだった?

そして、僕はいったい誰だった?
僕はどこに行ってしまった?
かけらを探して、世界の終わりまで見に行って
結局見つけられたものはなに?

  僕は世界の終わりで満足できた?

     いつだって  どこだって
        僕はこうして 誰かに向かって

    僕を捜してる。

blog_3 - 33

せかいのはては廻る。

Aug 19 2006 17:29:23

今朝は 大量に雨がふった。

      その雨のせいで海がにごっている。
  にごった海は 深淵で  、、、

        その中に埋もれた絶望を必死で隠そうとしている。
なぜ?)
 
    せかいのはてには なにがあるの?

      せかいのはてには、夏や  コインや

          黒革の財布。 みたことのある 美しい景色。

      夕暮れ。  夕立。 
        公園、  小学校のプール。 なにもかもが 過去だ。

   せかいのはては 過去で いっぱいだ。
      

     人は 過去にも 未来にも 生きられないものよ。

     知っているよ。  いま、現在、  
      正確にいえば、 ほんの少しの過去に生きている。

 光りの速さのぶんだけ、 過去だ。

            いいかい、僕は もう不在なんだ。

    雨は  涙なんだね。

   そうともとれる。

       あなたの?

 違う。 誰かが 僕のために 泣いてくれている。

      だから、僕は 不在だ。

           そこには、未来も、現在もない。

    過去だけが 常に 新鮮にアップロードされていく。

        夢とか。妄想のたぐいではなくて?

 そうだよ、、現実だ。 超現実だよ。
            リアリスティックに 夢の中だ。

          あなたに会いにいきたいわ。

   僕が 誰かも 知らないのに?
        知っている。)

            夏が好きだ。 だから

   せかいのはては 夏にした。
     なつ。    
        暑くて、騒々しくて、優しい季節。

          せかいのはてには 私は いけないの?
  無理だよ。一方通行だからさ。

       ぼくのせかいのはてと きみのせかいのはては
    異なった場所に あって、それは永遠に交わることなく、

         砂の数だけ、悲しい距離を持っている。

    でも、会いたい。

             意味のないことだよ。
 僕は 不在だ、君の目に映るのは 過去の僕で、
    未来には いけない。
      
            過去の僕なら、 どこかにいるから、
   探してごらん。
            いつか。

       あなたは まだ 生きている。
  そうだよ。 だけど、不在だ。

          いないんだ。 どこにも。

       じゃあ、この言葉たちは どこからくるのかしら。

         言葉は 砂浜の小石と一緒だ。

   波に削られて だんだん消えていく。

          つかまえても無駄。

 それは 過去の言葉。けれど、大切な記憶。

         意味のないすべての大切な 砂の粒だ。

      忘れていくから心配ないよ。

      

         さよなら。
                誰か。

blog_3 - 32

ご不在連絡票

Aug 18 2006 20:26:43

つまり、きみは生きて死んで、それを繰り返すことが
退屈だというのだね。
バカな男だ。)

  それでは、断ち切りましょう。ええ。できますとも。
    ここに一通の「不在連絡表」があります。
   
  これを  いま ここで焼いてしまってください。

     さあ、どうぞ。

     小さな紙切れは5分間、燃え続けて灰になって、
         壇上の咳払いのような小さな風に  
あっさりと   崩れて消え去った。

      これであなたは 不在となりました。
  もう 何にも 悩まされることはない。  
      永遠に 不在のままです。

不在になった  ぼくは  
           もう何も考えることはない。

   いつからなの?)

      一年かな?  二年かな?

 まだ 準備ができていないからさ。

 でも、  
あなたは   
もう  不在です。 
永久に。

永遠に。

ずっと。

いつまでも。

   

      僕は 不在になって
      笑うことも泣くこともなくなった。

それは、まるっきり、せかいのはて だった。

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