悲涙。(ひな)

blog - 05

 

 

時間がどんどん暮れてるよ。

水が溢れてて、なのに枯渇で
そして、一瞬思い出す。

(天使と砂浜とせかいのはて。)

もう、こいつ、
死んでんじゃねーのー?

めちゃくちゃ熱あるしーー。

(熱あるなら、まだ生きてるだろ。)

あ、
そおかー、
やっぱ、激はあたまいいなー。

生きてんのか、おまえー。
どけよー。

邪魔なんだって。

(雨って、何色だっけ?)

うわぁ、見て、激。

外、すっげーーーの。
雨が
空にのぼってんの。

(雨は降るんだよ。)

でも、のぼってんの。
見てよ。
ほら。あれ。

(ああ、あれか、あれは、雨じゃないよ。)

激、あれ 何?

(俺たちを吊してる糸さ。)
(はてから、俺たちを吊して操ってる糸を調律してるのさ。)

糸、あれ、糸かー。
激、

糸って
何だ?
オレたち、操られてんの?
なんで?

誰に?

(うるさいよ。少しおとなしくしてろ。)

なんだよ。
激。 しらけるよ。

遊ぼうって。

あの糸、切ったら、どうなるの?
激?

(落ちて死ぬんだよ。)

激。
オレ、糸切れたら死ぬのか?

(そうだよ。)

(でも、時雨には、まだずっと先のはなし。)

激もいつか、死ぬのか?

(誰でも一回死ぬんだよ。)

死なないでよ。
激。

オレが激の糸、ずっと見張ってるよ。
激、守るよ。

(逆だよ。オレがお前を守ってやるよ。)

激、やさしーな。やっぱ。

優しくなんか、ないさ。
(ただ、寂しいだけさ。)

お前はオレが守るよ。

あ。
激、あいつ。居なくなってる。
あいつの糸、切れたのかなーーー?

(どっか、行ったんだろ。)

激、夕立ちー。

すっげーー。
びしょ濡れだよ。

(拭いてやるから、来いよ。)

あ。
糸。 色、ついてる。

激、糸って、全部色違うのなーー。
激の糸、どれーー?

何色ー?

(自分の糸は見えないんだよ。だから、知らないよ。
お前の糸は、白いよ。真っ白だ。

お前の糸は特別、綺麗なんだぞ。)

ふううーーーん。

激の糸、見つけなきゃ。オレ。

どうやって、見つけんの、激?

(わかんないよ。
オレは偶然お前の糸見つけたんだよ。

その色が 天使にみえてさ。
だから、こうして、お前と暮らしてさ。)

すげーー、色だらけなーー。
激の糸は、どれだよー。

でも、オレ
激の糸は

赤がいいな。夕立ちの最後みたいな赤。
真っ赤なのな。

それで、オレ、
その糸、
オレのゆびに巻きつけとくのな。

そしたら檄と
ぜったい離れないの。

(巻きつけたら、切れちゃうよ。)

オレ、切んない。
ぜったいに、切んないってーー。

——–

永遠とかって、信じる?

(あ、地震だ。)

永遠。

…..

投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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