忘却の虜。

10th/April/2007/04:13
赤、黄色、紫、橙、群青、ひまわり。

雨が 降っている。
 そして、時計の針に恋をする。

 赤。 ようこそ、赤の世界へ。
  目がくらむような この絨毯の上を 静かにあるく。

  振り返ると 誰かの涙が 続きを 待っていて
   ベンチの上に 紫が 待ち受けている。

 黄色。 目隠しされた時間の 整合性が ため息をついていて
  ゆるやかに 絶望していく
ガフの部屋では 入れ替わり 立ち替わり 輪廻と孤独が
  ひとつの 玉座を 奪い合っている。(切り裂いてしまおうか?)

 紫。 ベールにつつまれた紫。
   なにが 嘘で 本当か。そんなことを1000年も議論している。

     それは まったくのナンセンス。紫は死にゆく運命。

 橙。 うるさい。手のひらで口をふさぐ。
   (殺した。何度でも、殺した。)

 群青。 気がつくと インクのしみが 狂った世界図を描く。
   スプレーされた 真っ青な霧。
     その霧の中で わめきちらすのは

      砂時計の脈絡のない 秒。

   いい? ここで は 全部 (死んでよ。お願い。)
             あるようでない。

         ひまわり。 チタニウムで できた 花びら。

     花びらが 切り刻んでいく、時間軸。あしたが 今日に。
        今日が きのうへ。
 時間軸を バラバラにして ぼくは ゆっくりと命をけずる。

  いい。よく聞いて。
    アカシックレコードによれば
          僕は きみを殺すことになっている。

        待ってて。殺しにいくから。
          悲しまないで。この世界はきみには 苦しすぎる。

     ようこそ、僕の世界へ。
          おねがい。死んで。

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5th/March/2015/18:38

毎日が夢の世界。
壊れていく世界の果て。
ここではもう生きてはいけないと知る。
レースを翻して捨てていく日常。
こんなはずではなかったと後悔することさえない怠惰。
忘れていたのは生き方か死に方か。
午前0時にリセットされるシンデレラタイム。
忘却の虜。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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