11th/December/2006/22:50
ZERO
のどの粘膜に胡瓜の産毛のような棘がささったままだから 白砂糖の甘さが血にまざって痛い 端からぽろぽろと崩れていく砂糖のくずが 唾液に溶けてツララを形作る のどに刺さる 40℃の夢の片隅で流れ出した血液が甘くなっている 成分は純粋なまま形だけが変化した ツララが増え続けて そこはもう のどではない 言葉がかたことになってしまう けれど けれど けれど けれど 甘いはえいようぶんだと しっている きづく ツララがとけていって ちにまじって たらたらながれおちていったら そのながれのさきには げんごや があって きょだいなりんねでできた しんくのしゃりんが(しゃりんにはなまえがついている なまえは せんねん) とうをぶんかいする
(かわいているだろう)ぶんかいされて ねつになっていった ことばになっていった それはいつか きのう こうじょうでひかった さびどめのスプレイ ゆめだったから なきさけんだ ゆめだったから うばった ゆめだったから きりさいた ゆめだったから (3ふんごにおなじゆめをみた)
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27th/February/2015/18:28
僕は冷たい雨。
きみの肩に降る。
きみの睫毛に降る。
きみの唇に降る。
きみの手に降る。
きみは濡れながら悲しみになる。
僕はそれを見てる。
僕は冷たい雨できみの髪を濡らす。
きみの目を殺しながら僕は雨になる。
僕が雨できみは、なに?
忘れていたことも映る水たまり。
空を見上げれば目に余る光が降ってくる。
誰も気づかない2月27日が過ぎていくよ。
僕はきみのこと少しだけ思い出して少しの時間過ごして。
きみの顔を思い出してきみに降る僕を思った。
