悲しみ十字軍。

18th/November/2005/14:53
境界線。2

昨日見つけた境界のはなし。

くっきりとした赤い線の境界。
赤い線を引かれてしまったからには
境界を越えるたびに
面倒くさいことが起こる。
第一にずっと自分の殻に
閉じこもっているわけにもいかないので
外に出るために境界越えをしなければいけないのだ。

これは問題だよ。

昨日まで自分だと思っていた場所が
今日から勝手に行き来ができなくなるんだからさ。

昨日まで自分だったのに
今日からそこは あなた もしくは きみ になるんだ。
正直困るよ。
どこかに行くたびに 留守番つけなきゃいけなくなるしね。

うるさいよ。正直困るよじゃないよ。
困ってるのはこっちだよ。
留守番て なに?
そんなに心配なら鍵でもつけておけば。
誰も君の中に入ったりしないよ。

(殴打)

痛いな もう。
殴らなくてもいいだろう。
きみが境界なんてないとか言っておきながら
僕ときみの境界なんか作るから
こんな苦労が生まれるんだよ。

(口切断)

やっと静かになった。
きみがうるさすぎるから
境界作ったのに 余計にうるさくなった。
最初から こうすれば良かった。

(沈黙)

さて うるさい君も黙らせたことだし
どこか旅にでも行きたいな。

(沈黙)

きみも結局ついてきちゃうんだけどさ。
ほんとは境界なんてないんだよ。
離れることなんて できないんだよ。
ぼくらは。

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20th/February/2015/18:01

悲しい物語なんてこの世界に山ほど有るのに僕らはまだ求め続ける。
挙げ句の果てに待ちきれず自ら悲しい物語を書き綴る。
どうして僕らはこんなに悲しい物語を愛してやまないのだろう。
悲しい出来事じゃなく悲しい物語を。
僕らはそれがリアルであれば可哀想だと感じ出来事として憐れむ。
けれど悲しい物語であれば感情移入し物語を楽しんでいる。
悲しみを楽しんでいるのだ。
僕らは悲しむことに慣れすぎて消費することに何の疑問も持たないのだ。
悲しみをエンターテイメントとして興じている。
僕らは悲しむことに抵抗しない。
寧ろ悲しむことを目的として生きている。
悲しみ反レジスタンスだ。
僕らは悲しみを空に掲げ世界を股にかける。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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