村上春樹ばかり読んでるわけじゃない。

7th/November/2005/02:12
境界線。

いま境界の中にいる。
そう思った瞬間から そこが境界になる。

いろんなものすべてに境界があって
それが いろんなものを束縛している。

境界を越えると そこは アメリカ。
境界を越えると そこは 冬。
境界を越えると そこは きみ。
境界を越えると そこは 悲しみ。
境界を越えると そこは 眠り。

(割り込み)

あなたが そこで 数を数えるように
境界 境界って 言っていると こっちまで めいってくる。
境界なんて どこに 見えるの ないでしょ本当は。

あるかもしれないよ。
ないよ 境界なんて 目に見えない物は ないよ。
誰か さっきも叫んでいたよ。 目に見えない物が 欲しいんだって。

目に見えないものは ないから。
確かめられないものは ないから。

でも さっきから 雨が降っているけど
僕のまわりだけみたいだよ。
雨と 雨が降っていない の境界が ここにあるよ。
目にみえるものは あるよ。
ないのに 境界を作るなって言ってるの。

けど この雨は 僕の小さな僕の上から 降ってきているよ。
きみと 僕の境は どこにあるの?

(頭をたたき割る)

ひどいよ。 僕 死んだよ 一回。
一回くらい死んだ方がいいよ。 しつこいから。うるさいから。
耳を引っ張る癖 なおしなよ みっともないよ。
夢と現実の境は?
夢は眠りの中、現実は覚醒の中。
悲しみと喜びは?
悲しみは嘘、喜びも嘘。
アメリカは?
アメリカはあっち、成田から出発。
冬と秋の境界は?
今日は立冬、今日から冬。
僕と君の境界はどこ?

(死ね)

また 死んだ 二回目だよ。
あと一回しかないよ。
いいよ。一回あれば。
境界なんて 意味ないよ。
境界なんて 意味ないね。
わかったら きみ、
この赤い線からこっちに入ってこないでね。
この赤い線が 君と僕の境界だから。

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18th/February/2015/18:31

悲しいことばかり書いてきたと思っていたけど
悲しいことばかりじゃなかったんだ。
変なの。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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