永遠、kiss in the moonlight。

31st/October/2005/12:56
夢。

ひかりがパレットから漏れる
漏れた青色が艶のある記憶を二度塗りする

何度も失敗した箇所は
重ねられて厚くなっているから
すぐわかる

10月の雨で溶かされたインクが描いているのは
ある夕方の境界線で
ため息のように永遠に細い線が描かれるたびに
どんどん 細くなっていき
ゆっくりと時間をかけて いつまでも細くなって
すっかり忘れてしまって
明日あたり気がつくと 本当に見えなくなって
いつのまにか消えている

本当に描きたい線って
たぶん そういうの

永遠で 意味ありげで 魂に触れるのに
明日忘れてしまって
見えなくなって
見つけられなくなるような
線の細い夢

いつまでたっても変わらない世界
小さい頃から何度も見てるような曖昧な夢

どこまでが夢?
  どこまでも夢

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16th/February/2015/18:27

声も通ることの出来ないような細い道を永遠がステップを踏みながら渡り歩いていく。
何も望むものがない自分を憐れんだりしない。
それが永遠の性。
さよならがバス停で待っている。
バス停に着くとさよならが、永遠遅刻おそいよー、と言った。

本当の僕は今何処にいるんだろう。
さよならを見てるこの風景は本当は誰の記憶だろう。
遠くのアスファルトに陽炎が見えた。
温かいというより暑いはずの風景を震える手で凍えながらタイピングしている。
僕は何処かに本当に存在しているのかもしれない。
でも今はまだ誰かの記憶でしかない。
それくらい曖昧な存在だって認識していないといけない。
だから僕は几帳面に自分のしたことをスケジュールアプリに入力する。
自分のしたことを記録していないと人格の連続性が失われてしまうからだ。
僕は虚ろであり永遠でありさよなら、女王闇、椿、ジンロウ、みんな
全部僕の(私の)記憶。
そして今見ている陽炎が立ち上がる夏の風景は何年か前の本当の夏。
毎日夜だった。
毎日世界の果てだった。
救急車のサイレンがきこえる。
病室で受けた点滴の痛み、隣のベッドで寝ているきみ。
全部覚えてる。
点滴を受けながら見た夢の断片。夢の幾つかの記憶。
さよならと見間違いそうになるきみの寝顔。
手を伸ばす。
届かない。
もっと手を伸ばす。
すり抜けてしまう。当然だ。これは記憶。
触れることは出来ない。
永遠の檄。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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