忘れものは、椿。幻で。

12th/March/2005/02:31
忘れものは、椿。

眠りながら
無意 識と    意 識 の間に
階段を 作ってみ た
夢 を 見  る ≠ 代 替に
真白の 漆    喰のよう な
表面に 浮 か ぶ    斑点のような    軸索 の模 様 が
入れ替 わ り    たちかわり
現 れては 消え る
階 段 は上下に    忘 れる ほど永く
続いてい て
ひとつ 選 択を
    せ ま ら れ   る
マッ テイル
    そこで
    階段を降りていく決定をする
    失敗
    階 段を降りる
  漆喰を踏む  音が とかげ の影を
作ってい る
    とかげ  の    リズムで降りていく
階    段を降りる程
密 度が  高くなっていくのがわかるし
見える と見えないが
曖昧になっていく
どこまでも降り  る どこまでも 意 識    どこまで も 夕立
どこまでも自    分    どこまでも境 界
    どこまでも    細い糸
どこま  で行って も無意    識
ヒースローに忘れものをした
忘れものは 椿
    椿

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9th/February/2015/18:39

今日も変わらず冷たい気持ちでキーボードをタイプしていた。
ふと外を見ると庭に椿が咲いている。
夜灯りに照らされた椿。
大輪の椿に細かな雪が積もる。
本当は咲いていない。
幻で咲いている。
(輪郭に赤い朱色を、中心に鮮やかな青を。)
きみが泣いていた。
きみが叫んでいた。
きみが笑っていた。
震えるような冷たい風の中で。
(忘れものは忘れられたまま誰も取りにこなかった。)
手のひらが触れるデスクトップの冷たさがタイプする指を凍えさせる。
今日の最後にタイプするものを考えて今日は終わる。

忘れものは 椿
    椿

(やっと思い出した。)

バイバイ、椿。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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