語りの残した言葉。(3)

25th/September/2006/15:00
語りの残した言葉。(3)

永遠について、
一万年 考えてみたよ。
六万年 考えてみたよ。
十万年 考えてみたよ。
僕はもう そこに居ないけれど
百万年 考えてみたよ。

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6th/February/2015/18:55

悲しくはないけど嬉しくもなかった。
きみが去ったあと贈り物のように飾られた二組ずつのカップやナイフやフォークが一人の部屋で一際輝いて見えた。
この愛は永遠だと言ったきみが去り、僕は永遠を失った。
けれど僕にとっての永遠は恒久的で完全な永遠で、だからきみが言った永遠は本物ではない。
きみは綺麗な文字で永遠を語ってみせて僕を喜ばせてみたけど結局きみの永遠なんて偽物だった。
僕はそのことで特別にきみを恨んだりはしていないよ。
ただこの世界の事象は本当に繊細なバラリンのように壊れやすいということを学んだだけ。
あれからきみの行く先を何度か辿ってみたけど意味の無いことだと気づいてもうしていない。
噂話しに聞くきみの幸せな風景を直視出来ないこともその理由のひとつだ。
僕は寧ろ喜んで良いはずのことを素直に喜べない自分に嫌悪感を感じる。
一度は一緒に過ごした人の幸せを心から喜べない。(どうして。)
永遠と言う言葉できみを縛れると思っていた僕の短絡的な考えが絶望の原因だった。
それでも絶望するだけましだった。3年前までは。
今はもう絶望を通り過ぎてしまった。
午前3時に目覚める。
僕はすることもなく永遠について考える。
え、い、え、ん、
言葉にすると意味がわからなくなる。
ディテールが曖昧になって文字が文字でなくなる。
ゲシュタルト崩壊する。
(5分後)
きみのことを僕は永遠に忘れない。
これは本当の真実だ。
きみに出来なかったことを僕が実行する。
だからきみはそこからただそれを見ていれば良い。

僕は透明なカプセルを口に挟みながら永遠を実行する。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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