有機的思考による寛解と再発のメガロマニア。

25th/September/2007/06:14
青い羽根が咲いたら、ここへおいで。(ここが砂浜の永遠の苦しみのあとだから。)2/2

         雨が降っていた。
 桜が散っていた。子猫が鳴いていて、3歳のぼくに出会う。
羽根のように 大きな雪が降っていた。
 白い壁がぼくを囲んでいた。時間が反転して、
昨日になった。ぼくは、眠っている。

    「眠っているわけじゃありません。
      死んでいるのです。」

  「あなた の死体です。」
  ぼくの死体をぼくが見ている。
 そこから、見えるものすべてが憎くてしかたなかった。
   ぼくは、完璧に7だった、。

          7で、闇で、夢でさえない。
(死亡推定時刻は、2時29分。
    死因は、心臓発作。)

 蜘蛛がからだを糸で縛っていた。全く動けない。
  天使が、ぼくを見下ろしている。

    右手に、少し小さなリボルバーを持って。
 (天使のリボルバーは、真っ赤に染められていた。)

   青くも見えた。
  軽く見つめられた瞬間、ぼくのあたまは吹き飛んだ。

         ああ、そうかもしれない。
  そうだったのかもしれない。

     もう少し、あの蝶々を見ていたかったな。

       シベリア、オーロラ、サハラ、マラケシュ。

小学校の記憶、窓の開いた教室。
 算数の時間。 たぶん、秋くらい、9月の終わり頃。
  背の低い担任だった。
   ぼくの前の席の女の子は、居眠りしていた。
   ぼくも眠かった。昼休みのあとの気だるい空気があって、

 先生が、急に、音階を2つ上げたような声を出して言った。
 「知ってますか?
  数字の7は、孤独な数字です。
  もちろん、孤独というのは、比喩で、ひとつしかないという
  意味です。では、なぜ7という数字は孤独なのでしょうか。」

   なぜ、7が孤独な数字なのか。なんだっけ。
 あのとき、先生はなんて言ってたんだっけ。

  なぜ、7は孤独だったんだっけ。思い出せない。

 7。

       それから、ずっとぼくは7だった。
 (この紙に、樹の絵を描いてください。)

    せかいのはてでは、雪は降らない。永遠に9月のまま。

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10th/January/2015/18:02

悲しみで作ったピストルできみがぼくを撃つ。
ダン、ダン、ダンと三つ銃声がした。
ぼくは頭と心臓と肺を撃たれて死んだ。
跳ね返り反り返る体、宙を見ながら倒れる。
夏の空の大三角形が見えた。
きみはその銃を自身のこめかみに当てて
「これでいつでも一緒にいられるね。」と言って引き金を弾いた。
後ろに倒れる瞬間きみにもあの夏の空が見えただろうか。
夏の空、アルタイル、デネブ、ベガ。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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