せかいの果ての3月5日。

9th/December/2006/22:54
永久機関。

ペンを軽く握って、ひと息に線をひいた。
朱色の髪の毛のような細い線。

気をつけて見ないとわからないくらい緩くカーブしていき
最後は何かでひっかいたように線が乱れている。

細い線が象徴しているものは、何か?

それは誰にもわからないし、誰も知りたくはない。
(今日の最高気温は35℃だとニュースが告げる。)

線をたどっている。

指に朱がかすれて紙を汚す。
細い線をなぞって

なにかを目指しているのだと、それは言う。
細い線に依存しているのだと

それは言った。

(たどりつくのは愛情だから大切にしなさい。)
遠いどこか
永遠に夏の終わりの海、

常に黄昏のままの浜辺には
小さな瓶に入った宛先不明の手紙が
毎日うちよせられる。

細い線のさき、
    永久に閉ざされた黄昏の浜辺では

  オレンジ色に染められたガラスの刹那が
きらきらとひしめき合ったまま

   波の中に

     砂の中に沈んでいく。

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4th/January/2015/18:23

きみは色々な話しを何時間も話し続けた。
そして、ときどき戸惑ったように、ごめんね、と言った。
ベッドの上に二人向かい合って寝ながら話していた。
きみは僕の横顔がとても綺麗だと何度も言った。
僕は困ったようにその度に否定する。
きみはそれを何度も否定した。
それからどうしたっけ、。
ああ、そうだ、僕は煙草に火をつけてきみに渡した。
そしてもう一つ自分の分の煙草に火をつけて吸う。
きみは肺が弱いんだから本当は煙草なんていけないんだろうけど
きみがあまりに欲しがるから与えてしまった。
僕はきみが可愛くて仕方がない。
きみが欲しいものを全部与えたいと思う。
きみが僕にくれたものはそれ以上のものだから。
明日は吉祥寺で友達に会うの、ときみは言った。
僕は、じゃあ吉祥寺まで送るよ、と言って、何時?、と聞いた。
12時くらいかなあ、ときみは言った。
ふうん、と僕は言って目覚まし時計を10時にセットした。
03:24:AM
どうせ眠れないだろうから必要はないのだけど念のためだ。
そのあと、きみは更に話し続け、
僕は10時に目覚まし時計のアラームで目が覚めた。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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