Dec 23 2017 19:13-03
悲しみで傷ついたきみを
4回目のクリスマス・イルミネーションが鮮やかに飾る頃
忘れてたはずの心の中に本当の愛が宿る。
(愛してる)
ライオンの像の前でふいに夏の匂いがして
後ろから名前を呼ばれる。
(待った?)
涙が零れた。
手を伸ばした。
消えた。
(愛してるよ、ずっと)
愛してる、
私も
小さく呟いてきみは歩き出す。
きみのかわりに
これからは
僕が沢山泣いてあげるから
きみはもう泣かない
ずっと
そうしてあげるから
今までごめん。
でも、本当に
有難う。
愛してる。
ずっと。