憂鬱の調律。

Dec 23 2017 19:13-03

悲しみで傷ついたきみを
4回目のクリスマス・イルミネーションが鮮やかに飾る頃
忘れてたはずの心の中に本当の愛が宿る。

(愛してる)
ライオンの像の前でふいに夏の匂いがして
後ろから名前を呼ばれる。

(待った?)

涙が零れた。
手を伸ばした。
消えた。

(愛してるよ、ずっと)

愛してる、
私も

小さく呟いてきみは歩き出す。

きみのかわりに
これからは
僕が沢山泣いてあげるから
きみはもう泣かない
ずっと
そうしてあげるから
今までごめん。
でも、本当に
有難う。

愛してる。
ずっと。

blog_5 - 093

投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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