さよならの日記:2014年7月25日

25 JUL 2014 00:34:24

今日の私は青い雨のようでした。
針のように細く降る線のような雨でした。
小さな青い滴には無数の青い滴が映り込み
青い線と滴が私の髪を濡らし
頬を滴り落ちていった。
空を見上げると目の中に降ってくる。
そして、私を青くしたい、そう言っていた。
誰が?
多分、空が言ったんだ。

白かったワンピースは
私の感情を細分化したモザイクのように
濃い青と薄い青と普通の青で
穢された。
藍色がそうしたの。
私の大嫌いな藍色が私の心を青で穢す。

針は線、滴は涙、青はイヤ。

私はここから逃げ出さなければいけなかった。
私は青く染まるわけにはいかない。

(シアンはね、自然界には存在しない色なんだよ。)

走らなきゃ、もっと遠くへ、逃げて、逃げて、
青くなんてなりたくない。
私はみんなが好きな青色になんて染まりたくない。
それに、私は透明でいなければいけない。

私は見えない。
あなたに私は見えない。
あなたも私が見えない。
誰にも私が見えない。

私は居るけど居ない。
そういう現象なの。
私はヒトじゃない。私という現象で、この世界に存在している。

青く染めないで。
もうこれ以上青く染めないで。
私に色をつけないで。
私は無色で何色でもない。

光さえ私を透過していく。
私に影はない。

35秒の扉を開けて私は47秒へ飛ぶ。
48秒の青い針が私を刺し貫いた。
水溜まりに映った私の右目から流れ落ちる青い水が
死ぬほど憎かった。
怒りにまかせて握りしめた両手から真っ赤な血が流れる。
赤いんだよ。
血は赤いんだよ。

どうしてあなたは青いの?

私は何を言っているの。
青い雨が綺麗だと思う人間もいるというのに、
私はヒトと同じ生命と同等の現象なのに
あなたたちの心が理解出来ない。

私は空に向けて言う。
私を穢した罪は人間に償ってもらう。
青い雨をまた見たら
次は神様、あなたを殺します。

私は無色透明で孤高。
叫んだり泣いたりなんてしない。
弱さも強さも関係ない。
愛も憎しみも関係ない。

私は生きているという幻想の中でしか生きられない。
だから、私は何も欲しくないし、全てが欲しい。
矛盾は私を鋭利に尖らせる。
あなたには本当は知って欲しくなかった。
私はあなたの前ではヒトでいたかった。

私が死んだらあなたは悲しむでしょうか。
私は現象だから、死ぬという機能はないけど、
消滅することは出来る。
私の居ない世界であなたは何を思い、何を忘れるのでしょうか。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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