さよならの日記:2014年7月17日

17 JUL 2014 00:07:34

海の色が蒼いのは空の色を反射しているからだと教わったとき、
じゃあ、どうして空の色は蒼いのですか、と私は尋ねた。
先生は黒板を消しながらこちらを振り向かずに淡々と答えた。

空の色は多彩で、24時間で色相が大きく変化します。
夜明け前は、朝焼けが起こって暗い空が赤くなり、
太陽が昇り充分な高さになると青色に変わります。
そして日没近くには夕焼けで橙色になり、
太陽が沈むとまた暗くなります。
空の色が変化する原因は、
太陽光線が7色にわけられる可視光線をすべて含んでいる事と、
それぞれの色の光が持つ性質に関係するからです。

特に空が青く見えるのは、
光の波長よりも小さいサイズの光の粒子の散乱、
いわゆるレイリー散乱と呼ばれる現象のためである。

散乱の量は粒子の大きさと光の波長による。散乱係数は波長の4乗に反比例し、
レイリー散乱の散乱係数ks は下式のようになる。

nは粒子数
dは粒子径
mは反射係数
λは波長

ですが、本当の空に色はありません。
私たちが空と呼んでいるのは高高度の大気のことであり、
空気に色がないことと同じです。

私はそれをノートに綴りながら
真っ青な海を思い浮かべて、そこに飛び込み
どんどん深く潜ってみた。
海が明るい蒼い色から深い色に変わっていく。
もっともっと潜っていく。
生き物も何も居ない深い深海へ潜っていく。
真っ暗で何も見えない。
底もない。
上を見上げても
何処を見ても闇で何も見えない。
私は何を探してるの。
わからない、わからない。
これが記憶の底なの。
何も感じないよ。私何も感じないよ。
息が苦しくて
押しつぶされそうになる。
大気が七色の大気が
私を包んでどんどん小さくなっていく。
潰される。
腕が千切れる。
もう、やめてー、と叫んだ。
目を開けると静まりかえった教室。
先生がみんなが私を見ていた。

今日見た空は灰色で、私の心も薄く曇っていて、
時々、悲しいと寂しいの混ざり合った藍色が隙間から見えた。

私にとって藍色はそういう類いの印象を持った色。
理由はわからないけど。
知る必要も無い。
(いずれ朽ちるこの身では。)

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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