さよならの日記:2014年7月15日

15 JUL 2014 01:01:03

最近、私は物忘れが酷い。
今日一日を振り返ってみても
何をして過ごしたのか思い出せない。
今日は晴れていたのか、それとも雨だったのか。
確かに私は窓の外を見ていたはずなのに
本当に思い出せない。
今は雨が降ってる。
囚人の足音のように規則的な雨音が聞こえている。
この記憶も明日目が覚めたら多分忘れてしまう。
今私が思うことも明日には消えてしまうに違いない。
だから、私は今覚えていることを書き綴る。
毎日、寝る前の習慣にしよう。
私は、私は、今日私は、何をしていた。
思い出せ、思い出せ、思い出せ、
思い出せ、

何もかもが消えてしまう。
私は、きっと記憶出来る量を使い果たしてしまったんだ。
だから、私は今しか知らない。
でも、構わない。
私は今だけでいい。
私はあなたを
愛してる。

明日忘れてしまっても、
明日の私が明日のあなたを愛してる。
あなたは何時まで、
私を覚えていてくれますか。

私は、未来に、もういないかもしれないの。

例えば、
1年、
2年、
3年、
数年後、私は居ない。

あなたは、私を覚えているでしょうか。
7月の気まぐれな夕立の日のように
淡く私を思い出すのでしょうか。

ああ、
それでも
私は
あなたを
愛して
良かったと
思う。

 有難う。おやすみ。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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