原罪-Style13-
01 A10
02 カナリヤ
03 アンドロギュヌス
04 ツメタイセカイ
05 原罪
06 13章Beast (Rebuild)
07 Nothing
08 決別界
09 赤い月
10 DIABOLOS
11 MADARA (Rebuild)
12 白紙
13 13章
Music by akatsukiyami
electric devices/computer programming/noises by akatsukiyami
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鋭い針が様子を伺うように舌を鳴らす。
神様は結局許してくれなかった。
ここで、死んで、ここで、腐っていく。
1月1日、珍しく雪の積もった東京。
富裕層のベッドタウン、高層ビルが立ち並ぶ滅菌エリア。
一般人は立ち入ることの出来ない
限定された高額な収入証明書を持つ人種だけの楽園。
教会はそこにあった。
ドアの前に立つと赤い十字架のホログラフィーが浮かび上がる。
赤い十字架がくるくると廻る。
金をかけた凝ったセキュリティチェックだ。
十字架が身体に埋め込まれたIDをスキャンしている。
IDがなければけして開かない厳重なセキュリティ。
IDは持ってない。
月軌道上の人工衛星から建物のセキュリティシステムのサーバーを検索し制圧。
>実行。
ドアが開く。
入り口で黒いヘッドフォンを渡される。
ここはバーチャルドラッグを使ったドラッグルーム。
今はやりの音声認識システムを使ったバーチャルドラッグ。
バーチャルドラッグの使用は違法、だからこそ高給取りのリゾート。
ある種の楽園だ。
ヘッドフォンを付ける。
大音量の音楽が針のように耳を刺し脳を貫く。
最高だ。
頭が割れそうにいたい。
だけど、いい。
死んだっていいよ。
これを探してたんだ。ずっと。
最高だ。
狂ったっていい。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
近未来的ゴシックワールド、
アンビエントインダストリアル、
破滅のメロディ。
こういう音楽は何にカテゴライズすればいいのだろう?
、、なんでもいいけど。
聴いて、最新型のロックミュージックだよ。
黒いヘッドフォンで聴いて。
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