見えないものを欲しがる男。

Nov 09 2006 15:31:59
 
階段を降りて行く男
それを見ている見えないもの
回転の止まらない男
それを見ている見えないもの

未来でも過去でも夢でもない嘘をつく
ミクニ

聖歌を口ずさみながら
首をはねていく
そのリズムはワルツ

見えないものが欲しいと
階段を降りて行った男は
砂時計に出会う
(そういうのデタラメっていうんだよ)
砂時計は砂が落ちきっていて
秒を刻まない
それを見て動きを止めた
ずっと動かないまま

回転の止まらない男は目を回しながら
不毛な唄を唄う

見えないものが欲しいと唄う
けれど見えないものは
見えないままだ

けれど見つめている
目に見えないものは彼らを見つめている
(憎みながら…でしょ)

ああそうだよ
僕は憎い
彼らのやましい魂が憎くてたまらない

いくら望んでも
見えない僕を見ようと必死になって
降りたり回ったり
止まったり
首をはねたり夢見たり
そういうのがあたりまえのように
彼らには(鈍いんだ)デリカシーがない

全員死ねばいい
いまから僕が殺してもいい
(それは違反です)
知らないよ
彼らを砂の城に閉じ込めたら
気が済むかな

あなたも気が狂っているみたいだわ

僕は最終的に幻想になるからね
いいんだ
これで

…プツン

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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