チョコレート。

Nov 22 2006 08:32:47

次に名前をつけたのはチョコレート。

全然甘くない。
だけど似合ってる。

その細い線にゆっくり風を送る。
揺れる糸が愛しい。

(あれは自分自身の神経だから。)

クスリを送った。
大量に。

D2レセプターを壊したかった。

糸を切りたかった。
寒い冬が待てなかった。
夢やクリスマスが憎かった。

それで羊を数えた。
何頭もいた。

ゆっくり憂鬱に数えながら一頭ずつ
ちゃんと殺した。

血にまみれた。

それは現実ではなかったけど
夢でもなかった。

自分自身と細い糸のスパイラルにいた。
もうそこでは生きていけないと知っている。

だから途方にくれて
でも笑う。

願いは確か、叶ってる。

それは優しい温度のせいで
本当ではない。

それでも良かった。
      なにもないよりは。

写真 - 13285

投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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