語りの残した言葉(1)

Nov 01 2006 17:59:30

語りはファブリック地の柔らかいソファに座って
本を読んでいた。
ソファにもたれてはいなくて
背中を伸ばしたままで。

僕はどうして本ばかり読むのかというようなことを
聞いたと思う。

語りはこちらを一瞬向き
前に進むためと一言言うと
また本に視線を戻す。
そして、さらに続けた。
前に進むためには
後ろに捨てるものが必要だ

それはきみにとって何?と僕が聞くと。
今のところ時間だと答えた。

時間を捨てて前に進むのか。
僕は秒だから常に
語りに捨てられていくわけだ。
僕はなんとなく
それは悪くないな。と思った。
語りに捨てられるなら
それは幸せかもしれない。

前に進むために後ろに捨てるものが必要だ。
僕はその言葉をメモした。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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