木蓮伯爵の季節。

Oct 03 2006 23:22:27

憂鬱なうたばかり作って、
気がつけば泣いている。
そんな羊がいた。
羊は革をはがれ、いまは遠い海の向こうへ流れていった。
けれど、僕はそんな羊がうらやましい。
自分の感情を表現する事ができる羊が。
僕はいつか元に戻れるだろうか?
階段を降りたり上ったりしながら考える。
そもそも元ってなんだったろう。
ひそひそ声が聴こえる。
うわさ話が聴こえる。
もうすぐ終わるだろうって。噂している。
けれど、終わらない。
通りすがりの太った兄弟に
僕の真実を占ってもらう。
兄は語らない。
弟が語る。
弟が語ることばは、普通にはわからない言葉。
僕の待つ時間は永遠より長いでしょうか?
弟は飽きてしまって答えない。
お菓子がなくなってしまった。
弟はもう答えない。
兄は行ってしまう。
弟も後を追って歩く。
僕は取り残される。
僕は自分の魂の中にだけでしか生きられない。
(きみになりたい。)
散ってしまって、華は木蓮で
香りが辺り一面に漂っている。
また、この季節だ。
木蓮伯爵が現れる。
木蓮伯爵、僕を連れて行って。
僕をここから、どこでもいいから。

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投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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