願い。

冷たい指で、数えた。
未来。
悲しみ、歓び、
きみの温度。

すべて、夢。

朝露のきしみ、虚ろな影
幻。

本当に凍えていたのは
何?

(本当の願いは?)

ここから始まって
ここで終わって
ただそれだけ。

死が微笑んでくれる。
笑ってくれる。
おいでって、連れて行ってくれる。

こんな僕でなければ
もっと上手な僕なら良かった。

僕とさえ呼べない
不確かな空虚。
それが正体だと気付いたとき
引き裂いて
切り裂いて
欠片さえ残さない。
そんな終わりを望んだ。

きみがくれたガーネットを
右手にさげて
きみとお揃いの時間を左手で数えて
ひとりで
どこか
誰も知らない場所
誰にも気付かれないところで
紫の煙草の煙のように
ふっと消えて、、、

愛している。
ずっと。

そして、僕は
ナイフを胸に突き立てた。
きっとその痛みも
苦しみも
もう消えたあとで

僕は目を閉じるまもなく
ふっと消える。

最後に目に映るのは
きみと一緒に見た、あの夜の光。
ありがとう。

(きみが居るその場所へ帰りたい。)

blog_2 - 247

投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

コメントを残す