狂った21時21分。

blog_2 - 219

点滅するLEDが何かの暗号のように繰り返し発光している。
けれど時間の合っていない10時33分のデジタル時計は何も語ってくれない。
意志のない指先を宙でくるくる回す癖が染みついて離れない僕の虚空は
今日も無だ。
だから、最近の僕は心を言葉で言うのではなく、
蝶の絵で表現する。
僕はどこまでもいきたい。
この世の果てまで
どこまでも、ひとりでも
終わりがあるならそこへ行って見てみたい。
僕自身の終わりもきっとそこにあるはずだから。
情緒不安定の森はいつになく揺れていて、そこに立ち尽くしたままの僕は
揺れに酔ってしまった。
吐く物がない。
だから、意味もなく文字を打っている。(適当に行数をかせげればいい。)
いっそ死んでしまいたいと思う。
だけど、死ぬことも許されない僕は汚く老いて醜く死んでいくのだろう。
心だけはずっと同じ、今日と同じ、
不安定な透明を纏った煙草の煙のように
意志のない純潔のままで。

投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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