忘却点。(ぼうきゃくてん)

 

 「忘却点」て、知ってる?(9月のある日を境に作用しなくなるって。)

忘却点は、その名の通り「点」だ。
そして、その点同士を結んだ「線」が「忘却線」だ。

枯れ葉、もうすぐにここも枯れ葉で埋め尽くされて、、、。

忘却線には大きな作用があって
しかも線の内側にだけ作用する仕組みになっている。

忘却線に包まれた空間は
その時を境に何もかも忘れることができなくなる。
だから、大切な何かをそこにおいて
忘却点でくるっと周りを囲んで線を引くと
忘却線が出来上がり、
ずっと忘れることはなくなるんだ。

ずっとって、いつまで?

ずっとはずっとだよ。
永遠だよ。

すごいね。その線。
私も引いてみたいよ、その線。

やめておいた方がいいよ。
忘れないということがどれほど辛いことか
まだ知らない君には早すぎるから。

、、ふううん。
でも、その忘却点って
どうやって書くの?

忘却点と忘却線を引くためには
そのために作られた
鉛の代わりに涙を芯に使った忘却ペンシルが必要になるよ。

それ、どこにあるの?

(わたしは

何もかも 忘れたかった。
けれど、その気持ちと同じくらい

過去が大切だった。)

ここにあるよ。
ここにある。
ここに。
ここにある。
ここにね。

ねぇ、声が聞こえないよ。

ここにしかないんだ。
そのペンで僕は自分の過去を
丸ごと全部囲い込んで
忘却線で包んだ。

ねぇ何もきこえないよ。

これで
永遠に忘れることはない。
これで
永遠に枯れることはない。

すべて。

 blog - 11

投稿者:

暁、闇。 akatsukiyami

アンビエントサウンド、ヘヴィメタル、エレクトロニカ、ノイズなどに教会音楽などを組み合わせて作られる彼独特のサウンドは、ダークで重いマシンビート、繊細で妖艶な旋律、攻撃的なノイズで狂気と安寧、相反する二面性を表現する。オルタナティブ、ヘヴィメタル、ゴシック、インダストリアル、テクノ、エレクトロニカ、クラシック、様々な様式で構築されるコラージュスタイルのサウンドは、彼が考える架空の世界や架空の国の物語からインスパイアされた世界観からイメージされるコンセプトで作られる。彼にとって楽曲を作ることはその世界観から生まれる物語を表現すること。箱庭遊びのように。

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