悲しみの上限。

12th/April/2008/21:41
Interlude ~ 暮れゆく滴は、闇。~

夕暮れにみとれていたら、
黄昏は、僕だった。

(数分後の未来。)

暮れてゆく自分を見ている僕は
いったい、誰なんだろう。

枯れた花に、みとれていたら、
その花びらは、左手のくすり指だった。

枯れていく自分を見ている彼は、
どうして自分の名を名乗らないんだろう。

いつから、暮れていたのだろう。
たぶん、ほんの少し前からかもしれない。

彼の中に
暮れゆく滴は、闇。

その滴が言う。

「あなたは一人で生きなさい。」

暮れゆく滴は、闇で、
降り積もっていく闇の中に、
    ひとりの僕を見つけるだろう。

それは、闇で、暮れゆく滴なんだ。
流れていけばいい。

どこまでも、暮れていけばいい。

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14th/March/2015/18:40

私が私であるように簡単なルールで未来まで続きますように。
この世界の悲しみを全部入れても大丈夫な器になれますように。
どうかそれでも壊れませんように。

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