水泡に包まれた君はとても綺麗。
この夢の中で出逢った二人は、
残酷な夢を見る。
けれど、それは幸福の象徴。
しがらみから解放された僕は、
手首の傷を隠しながら空へ舞う。
いつもと違う君を見た。
千年の時間差があった、そして、それは永遠。
意味のない言葉を羅列して
僕は君を傷つける。
だから、空は嫌いだ。
俯瞰で見てよ。
三次元で見ないで。
だから、さ、そういうことなのさ。
わかる?
君に。
遠い春の花びらに君をのせて
僕は追憶の彼方。
ねぇ、もう行こうよ。
夢のはても、崩れかけてる。
君と一緒に歩いた道をよける。
それは悲しみが止まらないから。
きっと、星くずみたいに消えていくから。
君の手をもう一度に握りたいな。
もう一度、出逢おうよ。
お願いだよ。
そして、出逢ったら本当のさよならをしよう。
(それが彼の望みだから。)